日本経済新聞を1年以上購読していて、やっと最近気付いた事がある。
あの新聞の朝刊には「投書欄」が存在しないのだ。夕刊は購読していないから分からない。
以前、私は「朝日新聞萌え」だったのだ。何故に現在は日経なのかというと、配偶者が希望しているのだ。仕事の関係上「日経を読まなければならない」のだそうで。
投書欄ってのは、読者にとっては何か魅惑的な存在であるような気もするが、一般ピーポーが何かを主張したい場合、最近はホームページとかブログとかがあるから、鼻息荒くして新聞に投書するヒトは少なくなったろうね。
投書欄ってのは、「怪しそうだなぁ」ってのは、ここ数年感じてきた事であった。恐らく投書された文章はいじられまくってしまうのだろう。朝日新聞には、ちゃんと「編集します」という意味の但し書きが書いてあった。
投書欄をうまく使えば、新聞社の思うように何でも主張できそうですよね。自社の社説に近い投書を採り上げるコト自体が、かなりの情報操作だろうし、逆に反論を採り上げるコトで、意図的に議論を盛り上げるコトも可能だろう。
最悪の場合、架空の読者をでっち上げて、社説とか主張とかの露払いとするコトも可能だろう。
そういった意味で、本当に存在するかどうか分からないオバサンの意見や、誰も知らない中学生などの意見など載せたりせず、自らの責任で記事を書き連ねる日経の姿勢は正しいのかも知れない。