呼び捨てになってしまう犬たち

最近TVで彼らをよく見る。「パン君とジェームズ」って2人組をね。ご存じない方に一応説明すると、パン君→チンパンジー ジェームズ→白いブルドッグ の2匹組である。私が最初に見たのは日産自動車のCMだった気がします。
で、疑問があるワケよ。何でチンパンジーは「くん付け」で、ブルドッグは呼び捨てなのだい?
私がふと思い出したのは、『動物農場』という作品である。厳密にはその読者レビューである。
上記ページにあると思われる、レビュアーpentagramさんが言ったコトバ “一つ気になったのは、動物の世界でも犬はやっぱり犬でしかない事。ミッキーマウスのプルートもそうだ!けど、ここに出てくるナポレオンに育てられた犬も喋ることはなく唸ったり吠えたりしているだけである。なぜだろう?” を思い出したのだ、「パン君とジェームズ」を見てね。確かにプルートも喋らないよなぁ。
『動物農場』という作品は面白いです。あんまりソビエト共産党内部については詳しくない私であるが、寓話として面白い。同じGeorge Orwell(ジョージ・オーウェル)の作品で『1984年』というのがあるが、こちらの方が有名でしょうか?『動物農場』はそれほど長くない物語だが、完成度は素晴らしいと思います。この本を私に薦めてくれたのは、鈴木勇という元同僚の国語科の教員であります。

ここにあるのは2005年8月20日 21:00の日記です。

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