杉並区と歴史教科書

杉並区では『新しい歴史教科書』が採択されようとしているらしい、「つくる会」の教科書採択に反対する杉並親の会とやらの宣うところに拠れば。結局のところ、私は未だに『新しい歴史教科書』とやらを読んでいないのです。恐らく職場にはその新版見本があるのでしょうが。で、仕方なく?新しい歴史教科書をつくる会のページでも見てみた。
面白い(なかなかやるなぁ)と思ったのが、トップページに「英語訳・中国語訳・韓国語訳公開!」とある点である。教科書の内容に自信があるというコトを知らせたいのかも知れないが、私は日本語版を読んだこともなければ、外国語も達者ではない。従って、英語訳・中国語訳・韓国語訳が誠実に日本語版を訳しているのかどうかは検証できないのだ。
で、その杉並区では「とめよう!『つくる会』教科書」っていうコトで署名活動が行われているのです。私が通勤で使用する阿佐ヶ谷駅前には、ここ数日ビラ配りのヒトや署名を乞うヒトが立っているのです。また、私は職場ではクミアイってヤツに所属していることもあり、左寄りの回覧物も回ってくるわけですよ。
『新しい歴史教科書』は読んでいないから内容や主張については未消化のままなのでありますが、私は朝日新聞が割と好みだったり、高校時代の友人に洗脳されたコトもあったりするワケでして、署名した方が良いかなぁ?ってな気分だったのです。だから本日帰宅途中に署名してきたのですわ、阿佐ヶ谷駅前で。
で、本心というか私の中のわだかまりを暴露すると、「何で歴史教科書ばっかり問題になるの?」ってなトコロもあります。理科の教科書はどうした?って疑問がありますなぁ。で、理科の教科書、私が良いと思ったのは「東京書籍」のヤツであります。ま、私自身が中学校で使用した教科書の会社なんて覚えていませんが、学年が変わるトキに教科書会社が変わって勉強しづらかったような記憶(たしか数学)が今フト蘇ってきたッス。

ここにあるのは2005年7月 2日 21:00の日記です。

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