20日(続き)
シャンゼリゼ通りは凱旋門へ向けてなだらかな上り坂になっていました。ルイヴィトンを初めとした有名ブランドのショップが並んでいました。日本でいうならどこに当たるのかしら?やっぱり銀座なのですかねぇ?凱旋門の周りはロータリーになっています。日本では「ロータリー」というと駅前くらいにしか存在せず、街道が交わるトコロの車の流れは基本的に信号で制御されていますわなぁ。それに対して、ヨーロッパの大きな交差点はロータリーになっている場合が多く、その周囲は常に車が周回しています。そんなわけで凱旋門の真下へは地下トンネルを使用しました。一度地上へ出た後、凱旋門の片側から内部に入りました。その内部には地味な螺旋階段がありました。エレベーターも存在しているのですが、基本的に使用できないような感じがします、net上での日本語による凱旋門情報を検索してみても。ま、グルグル階段を登る方が楽しいからエレベーターが故障?していて良かったと思います。凱旋門の天井真下に当たるフロアには、昔の戦争写真が展示されていました。100年以上昔の写真を見て「ネガやプリントという形で保存されていたから、この現代まで残っているのだろうなぁ」と思いました。私もパリにはデジカメを持って行きましたが、その際に撮影した画像が何枚かあります。それらのデータは人に渡すもの以外はプリントせず、半分以上はハードディスクの中にデジタルデータとして保存しているわけです。保存性というコトを考えると、プリントとデジタルデータはどちらが有利なのかと考えるのですが、プリントの方に軍配が上がるのではないかと思うのですねぇ。そして今(5月14日)ふと思い出したのが、伊豆の天城は浄蓮の滝。その横の石碑に彫られた石川さゆり。あれは保存性良さそうですなぁ。