パリ旅行記-5-

世の中は4月にもなろうかというトコロなのであるが、私の日記は2月半ばなのだった。でも、まだ続く。

19日(続き)
ルーブル美術館は何しろ広かった。絵よりは彫刻の方が面白かったかしら。「モナ・リザ」を初めとした名作だらけで、ある意味疲れましたね。また、あまりにも有名なヤツが多すぎて、有難みに欠けるような気がしたッス。絵画よりは彫刻の方が面白かったですね。数百年~数千年昔のモノ達がちゃんと残っているってのは凄いことでございますな。で、ルーブル美術館ってところ、年令を証明できるもの(ま、普通はパスポートですな)を見せれば、18歳未満は入場無料だったりするらしい。で、現地のガイドさんに連れられてルーブル美術館を見学し「皆さん、解散しますから各自好きな場所に行くなり、買い物をするなりしてくださーい」って解き放たれたのは、ルーブル美術館出口改札?を出てからだったのだ。一応入り口改札?のヒトに「私は教員なのだが...」と(英語で)伝えたつもりであるものの、「ダメよ」と断られてしまったのだった。あれが今回の修学旅行で一番悲しい出来事だった。入場料払って再入場するのも癪だしねぇ。
昼食後、バスにてフォンテーヌブロー城へ移動した。今回の旅行で一番印象的だったのがこの「バスでの移動」である。前にも述べたが、フランスは畑のきれいなクニである。それを堪能できたのが高速道路でのバス移動だった。東京ってか首都圏ってのは人が住んでいない場所が無い位に家だらけじゃないですか。畑もあるにはあるが、税金対策風の小規模農園が多い気がする。また、そんな町中を走る日本の高速道路ですから、防音壁が道路の両側に屹立しており、当然景色はあんまり良いわけがない(そして馬鹿高い料金だ)。それに対して、パリってのはフランス最大の都市なのだそうだが、それでも人口は200万を超える程度なのだそうで。だから、高速を数十分も走れば周りには畑の広がる風景が出現するのだ。もちろん防音壁も存在しない。さらに「フランスだなぁ」と思ったのは、高速道路脇の道をロードレーサー集団が走っていたことだ。恐らく自転車チームのトレーニングだったのじゃないかしら?日本では集団チャリダーはほとんど見ませんわなぁ、趣味のサークルみたいなヤツですら。
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ここにあるのは2005年3月29日 21:00の日記です。

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