何故未成年の喫煙は勧められないのか

未成年の喫煙はどんどん増えている気がしますね。ま、法を犯して煙草を吸う若者は昔も今もいるのだろうし、私自身も20歳になる前に煙草を遊びでフカしてみたこともあるのは確かなのだがな。
何でそんなコト言い出したかって云うと、職場の学園祭での警備係(校門での人物・チケットチェック)をやっていて思ったことがあるからだ。校門を出た直後に、煙草に火を点ける「どう見ても未成年」が多くなった気がするのだ、ここ数年。
「健康増進法第二十五条」に基づき、うちの職場でも喫煙者は肩身が狭い思いをさせられているのですね、私は煙草を吸わない人間だから、あんまり関係ないのだけれど。で、学園祭の際は毎年全面的に校舎内は屋外の一部を除いて禁煙になっている。ま、学校の中でプカプカ歩き煙草なんかをする輩はさすがに居ないけれど、校門を出た直後に煙草に火を点ける人物に、「いい年した大人」は居なかったな。みんな私よりも若かった、間違いなく。

煙草って、体に良くないのは確かだろうし、お金もかかるよね。制服を着ながら校門前で煙草を吸っていた輩に声をかけたことがある「金がかかるからやめた方がいいんじゃない?」って。向こうも私が教員だとは知っている様子であった。「法律で決まっているから」なんて、彼らに言っても意味無いし、法を作成する立場やそれを遂行する立場の人たちなんか、バンバン法律を破っては捕まって・捕まらずに居るわけだしね。私が彼らに言える煙草を勧めない理由は「金がかかるから」以外には無いな。
で、昨日さらに考えてみたのだけれど、煙草を吸うヒトに「体に悪いから止めたら?」とか言ってみたところで、「別に長生きしたくないもんね」と言われればそれまでであろうな、と。現代社会で生きていくことは大変だからなぁ。でも、煙草を吸い続けていると煙草を吸わないヒトよりも確実に癌になりやすいらしいじゃないスか。癌は痛いらしいし、その治療には金もかかるよなぁ。痛いコトってやだよね、誰でもさ。

ここにあるのは2004年9月27日 21:00の日記です。

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