「歴史にifは無い」とかいうフレーズを聞いたことがあるが、もし私が以下のフレーズを聞かなければ、もう少し「歴史学」という学問に興味を持ち続けられたかも知れないと、最近改めて感じた。
そのフレーズとは「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を現す。奢れる者も久しからず、ただ春の夜の夢の如し。威き者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。」ってヤツ。中学3年の時に国語の時間に暗唱させられた(させていただきました、川北肇センセによって)。
そうか、歴史は突き詰めるところ「盛者必衰」か!と妙に気分が楽になり、その後歴史という分野を軽んじたオガワ少年でありました。大体、そのフレーズを書いたヒトって誰だったかは覚えてなかったりして。でも、数百年経っても暗唱されるってコトは重要な意味を持っているのでありましょう。
「日暮らし、キーボードに向か」っているわけでは無いので、この文章は「久しく留ま」るコトは無かろう。なんて「徒然なるままに」「ココロに浮かぶ泡沫」を披露するオガワ青年?でした。