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今までに困ったこと-その3-

2016/7/1 上梓

 ​そういえば、少し困ることがありました。なかなか試験問題が作成できないことです。嘘です。いや、本当です。
 「顔色」の変化に対して、私はかなり鈍感なようです。なお、「肉が焼けたのか、生のままなのか」は、全然問題がありません(と、思ってます)。焼肉店等では、「好きな焼き加減」で肉を食べています。
 特に、結婚し、子供ができたことにより、「他人の体調を推察しなければならない」という場面が増えました。私自身の体調は、私自身が一番分かります。気分が悪い時は、気分が悪い。顔色を見ずとも分かる。
 ずいぶん昔、独身の頃は、無駄に酒を飲んでました。そして、翌日まで体調不良を継続したりしてた。とある「二日酔い」の授業中、吐き気に耐えながら、授業を行っていました。どうにもこうにも、冷や汗も出るし気分が悪いなぁ…、って思いながら授業をしていたところ、「センセー、顔色が緑色ですよ」という指摘を受けた時がありました。その後、トイレに行き、自分の顔色を眺めてみました。自分で自分の顔色をチェックしましたが、特に緑色には見えませんでした。肌色?でした。

 子供や配偶者の体調の悪さについて言うと、基本的に「顔色(血色)」を見て判断する、というか「気づく」ということは、あまりありません。「いつも起きる時間に起きてこない」とか、「いつもの元気がない」とか、「いつものように悪態をついてこない」ということで、家族の体調の悪さに気づくことはあります。
 と、いうことで、私はどうも「顔色の判別」が苦手なようです。ここ数年、やっとあきらめが付いたことに「医学部に進学しなかったコト」があります。そもそも「顔色が良いか悪いか、よく分からない」ということですと、内科なんか、まず従事してはいけない診療科になるでしょう。小児科ももちろんのこと。外科だって、「顔色が分かる」方が良いに決まってます。ってコトにして、私の中では「合理化」がまた少し進行しました。
 あと、「困っているのかも知れない」と思うのは「BTB溶液の色の変化」です。私の中では、BTBが緑色(っぽい色)に見える領域は、ヒッジョーに狭いです。pHメータとかで確認したことはありませんが。でもまあ、この点については「日常生活で困る」ということは、ありません。