最近「学力」というものについて、盛んに議論がなされています。初等教育から高等教育に至るまで、また私の勤務校においても「いかにして学力をつけるか」「どのような学力を持たせたいのか」「どのようにすれば学力がつくのか」「そもそも“学力”とは何なのか?」といった議論や各個人内での問答が繰り返されているのが現状と思われます。
今回お伺いした企業の管理職と呼ばれる方々は、分析力・判断力・論理性・素直さ・語学力などを部下社員に求めるのだそうです。しかし、最も重要なのはその能力を発揮できるだけの「個性」や「コミュニケーション能力」なのだともおっしゃっていました。
この2点は最も生徒に身につけさせるのが難しい部分かも知れませんが、そのことを心に留めながら日々生徒と接するとともに、理科や情報という教科の授業を通じて「分析力・論理性」などを生徒に身につけてもらえるような授業を展開しようと、改めて肝に銘じた私です。3日間の研修ありがとうございました。